宝石のようなグリーンの瞳。
ビロードのような滑らかな被毛。
上品さと愛らしさが混在する魅力で、安定的な人気を誇るロシアンブルー。
お店で見かけて「飼ってみたいな」と思う人も多いのではないでしょうか。
ロシアンブルーを飼ってみたいけど、どんな猫なんだろ?
実際飼って後悔してる人はいないかな?
そんな疑問をお持ちの方へ
ロシアンブルーを飼って11年の筆者が経験をもとにロシアンブルーはどんな猫か、実際飼って後悔したかどうかを解説していきます!
■この記事を書いている人
ロシアンブルー、アビシニアン、ソマリ、
計3匹の飼い主をしています。
3匹とも家族になって10年以上が経ちました。
初めて飼った猫がロシアンブルーです。
ロシアンブルーを飼って後悔してる?
ズバリ、後悔していません
なぜなら、11年ロシアンブルーを飼ってきた中で、後悔するほど大変なこと、嫌なこと、困ったことがなかったからです。
それどころか、他の猫種よりも「飼いやすいな」と感じたことが数多くありました。
そう感じた特徴を、経験をまじえて解説していきます。
ロシアンブルーの飼いやすい特徴3つ
ボイスレスキャット
滅多に鳴かないことから「ボイスレスキャット」の異名をもつロシアンブルー。
実際これは本当で、うちの子も滅多に鳴きません。
ロシアンブルーは、鳴いたとしてもその声は小さく、気になるような音量ではありません。
そのため、マンションや住宅密集地であっても鳴き声を気にせず安心して飼うことができます。
おとなしい
ロシアンブルーは、物静かでひとりでいることを好む傾向があります。
ひとりでお気に入りの場所でくつろいだり、窓辺に座って外を眺めたりと
おとなしく静かに過ごしていることが多いです。
そのため、マンションやアパート暮らしの方でも、下の階に気を使うことは少ないでしょう。
猫を飼いたいけれど、静かな生活を変えたくないという方にも向いている特徴だといえます。
ツンデレ
ロシアンブルーは、警戒心が強く人見知りをする傾向があります。
なつくまでに時間はかかりますが、一度なついてしまえばベタベタに甘えてきます。
それも、ふたりきりになった時に甘えてくることが多いです。まさにツンデレ。
心をゆるしてくれるまで時間がかかる分、甘えてきてくれた時の喜びはひとしおです。
ロシアンブルーの飼いにくい特徴3つ
前章では、ロシアンブルーの飼いやすい特徴を解説しました。
しかし、11年一緒に生活する中で「人によっては飼いにくい」と感じた特徴もあります。
そちらも合わせて解説していきます。
人見知り
前章でも述べましたが、ロシアンブルーは人見知りをしやすい猫種です。
自宅に来客があった時には、警戒してすぐに物陰に隠れてしまいます。
友人に愛猫を紹介したくても、全く姿を現さず隠れている場所さえわからない時もあります。
来客が多い家は、ロシアンブルーにもストレスを感じさせてしまうので、
そういう点は飼いにくいと感じるかもしれません。
繊細で臆病
ロシアンブルーは、繊細な性格ゆえ臆病なところがあります。
例えば、新しいおもちゃを与えてもすぐには遊んでくれないことが多いです。
遠くから観察し、そのおもちゃに危険がないか判断がつくまで近づいてもきません。
何事にも慣れるまで時間がかかる傾向があるので、その繊細さを受け入れてあげる必要があります。
ひとり好き
ロシアンブルーは、リビングなど家族団欒の場にいるよりも静かな場所でひとりでいることが多いです。
けっして筆者の家族が嫌いなわけではないのですが、ひとりでいる時間も大事なようです。
他の猫たちが戯れあっていたとしても、そこには参加せずひとり離れたところで寝ています。
一緒にがっつり遊びたい、常に近くにいてほしいという方には少し物足りないかもしれません。
ロシアンブルーを飼う時の注意点
ふたつの章を用いて、ロシアンブルーの「飼いやすい特徴」「飼いにくい特徴」を解説してきました。
続いて、実際に飼う時の注意点を解説していきます。
身を隠せる場所を用意する
前章でも述べた通り、ロシアンブルーは繊細で臆病です。
来客だけでなく、玄関のチャイム音だけでも怖がってしまうことがあります。
そのため、何か起きた時にすぐ身を隠せる場所を用意してあげることが大切です。
ベットの下に毛布を敷く、物陰にクッションを置くなど簡単なもので大丈夫です。
用意した場所を隠れ家にして、きっとリラックスしてくれるはずです。
涼める場所を用意する
ロシアンブルーは、名前にもある通りロシアにルーツがあります。
それゆえ被毛が厚く寒さには強いですが、暑さにはめっぽう弱いです。
夏には、他の猫たちが普通に過ごしていても、ひとりだけぐったりして
夏バテしていることもあります。
そのため、夏の暑さ対策は重要です。
冷却マットを敷いたりなどして涼める場所を用意してあげてください。
なるべく静かな環境を用意する
繊細な性格ゆえ、大きな音も苦手です。
大音量で音楽を流す、大声で怒鳴るなど大きい音を伴う行動をすると、
ロシアンブルーには大きなストレスになります。
掃除機などの生活音は仕方がないですが、できるだけ静かな環境づくりを
意識してあげると安心して過ごせるでしょう。
まとめ:猫初心者ほどロシアンブルーを飼ってほしい
いかがだったでしょうか。
上記の内容を踏まえてロシアンブルーを飼い始めれば、
お互いストレスなく理想的なロシブライフが送れるはずです。
最後にもう一度確認してみましょう。
ロシアンブルーの飼いやすい特徴
・ボイスレスキャット
・おとなしい
・ツンデレ
ロシアンブルーの飼いにくい特徴
・人見知り
・繊細で臆病
・ひとり好き
ロシアンブルーを飼う時の注意点
・身を隠せる場所を用意する
・涼める場所を用意する
・なるべく静かな環境を用意する
繊細さゆえに警戒心が強く臆病なロシアンブルー。
少々、気を使う場面もありますが、その反面、ツンデレで気を許した人には甘えん坊になるかわいい面もあります。
おとなしく、いたずらやヤンチャをすることが少ないことから、
とても飼いやすく、猫初心者の方こそ飼ってほしい猫種だと筆者は感じています。
もちろん、猫ひとりひとりに個性があるため、猫種だけでくくれないところもありますが、あなたが「この子だ!」と感じた子がいれば、その時点であなたと相性のいい子だと思います。
運命を感じた時には、猫ちゃん側もあなたに飼って欲しいと思ってる証拠だと筆者は思います。
この記事が、これからのロシブライフのお役に立てれば幸いです(^ ^)